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2009/11/26

究極のエロス

先日ご紹介したチベット展です。
チベット密教では悟りとはエロスの極みか。
何点かの父母仏立像(ぶもぶつりゅうぞう)は男女を
描いた仏像であるが、チベットでは一般には見せられ
ないとして像の上から絹織物をまとって展示している
そうだ。
しかし、上野の森美術館(1月11日まで開催)では
素のままの展示。
写真は047ヤマーンタカ父母仏立像。
普通の目線では写真のとおりだが、上下左右様々
な角度から見て欲しい。



以下に福岡開催時の専門的解説を紹介しておく。

043「カーラチャクラ父母仏立像」。方便(慈悲)の象徴
である父と空の智慧(ちえ、般若)の象徴である母が
抱き合う姿を表す。
この二つが一体となることで悟りの境地に到達する
という弁証法みたいな話。
日本には歓喜天(かんぎてん)という男女の象頭人身
が抱き合う姿を表す例はあるが、ここまで露骨な表現
はない。
これは空海がもたらした密教インド中期密教であった
のに対して、13世紀にインドで仏教が滅亡した後、
チベットに多くのインド学僧が亡命、後期密教が伝わった
ことと関係しているらしい。
もっとも、現在チベット中国の支配下にあるので、
風紀を乱すということからか、きらびやか衣装を身に
まとってお寺に祀(まつ)られている。

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